無駄遣いをしよう

「無駄遣いをしよう」

 

あと1cmのとこで言葉はまた体内に戻される

あと1cmなのに

肝心の声はでない、

大事な場面で、一番伝えたい言葉はいつも声帯がきゅっとつまり

まるで声などもともとないかのように締め戻す

 

 

 

 

声がうまくだせない

 

 

 

 

おまえには意見や考えがないのか

おまえには声はないのか、舌はないのかと責められれば責められるほど

 

そうじゃないんだと叫んでいるのに

相手にはなぜか聞こえないようで

 

伝えたいことがあるのに

  

どうしてこんなにも声を出すことが大変なのか 

伝えたい言葉を伝えられないあの苦しさはいまだ覚えている

 

 

声は無意味で

なくなればいいのにと

こんな声なんて誰かに渡してしまえと思ったけど

 

 

言葉を音として発することができた瞬間の喜び

発した時にわかる気持ち、しらなかったことを知って感動して

 

 

ああ、ただどこかに声を置いてきただけだったんだなと

 

 

いつかこの声が尽きるまでは

声の無駄遣いをしていきたいと思うようになり 

 

スーっと空気を吸い

大きく叫んだ

 

 

 

 

僕には声がある

 

 

 

 

 

 

鬼ごっこですぐに捕まる派

その時、勝ったと思ったんだ。うまく逃げ切れたと思ったんだ。

 

けどやはりいつも一歩先で待ち構えている。

 

食卓を囲んで大切な者達と思い思いに過ごしていても、

有人宇宙船に搭乗して、銀河系や人間の儚さに魂を揺さぶられていても、

必ず奈落の底へと落としに迎えに来る

 

一番いやなのは

 

存在を完全に忘れ、一人でやっていけると、足を踏み出し始めても結局は赤信号となって動きを止められることだ。

 

 

タノム、ボクヲコレ以上クルシメナイデクレ。

 

 

何度頼めばいい?あと何回戦あるんだ?

 

環境や己を変えても逃げられない、敵わないのだ。

もしかしたら息を断つまで待ち構えているかもしれないな。いや先にむこうへと行くかもしれない。

 

 

いつか全てを奪われてしまうのではないかと不安で仕方がない、もう無理だ、ダメだと諦めそうになる。

 

 

 

(うああああああ この先どう繋ごうとりあえず保留。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いま1701

 

今まで、人に嫌悪感を抱いたことや怒ったことはないんですが

それでよく優しい人という認識がされるようになりましたが

 

それはどちらかというと

人のことを考える時間が勿体無い、深入りしたくない所謂他人に興味がない自分大好き人間な私でして

 

 

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(絵を描いてみました、)

 

 

以前は全然気にしなかったのですが

 

最近はことあるごとに、周囲に何か起こると、

私は無視したり、うまく返答できないことが多々あり私の無力さに呆れてしまうことが多いです

 

 

他人に興味を持たなさすぎて

ふとした時にかけてあげる言葉が思い浮かばない、

相手に共感することができない、など

 

私の思いと実際していることは矛盾してますが、

相手を励ましたりできる人になりたいなと

 

 

 

 

とは言うものの、やはり難しいです

(結局いつも難しいといって終わらせてしまうことがそもそもいけないのかもしれません)

 

 

 

 

 

人間大学中退




人間やめたい

と思いながら、

どうして人間であることを憎む一方でこんなにも惹かれてしまうのだろう


中退といいながら
とりあえず人間大学を休学することにした



いいにおい

 

昔、友達にすんごく褒めたつもりで「私の犬と同じ匂いがする」と言ったら

めちゃくちゃ不機嫌にさせてしまったことがある

(犬のあの野性的なにおいではなく、シャンプーのにおいの意味だったんだけど。

後からどんなにフォローしたところで聞く耳を持ってくれなかった)

 

10年が過ぎ、私は大学生となり大学内の生協でバイトとして働き始めた

 

店内はいろんな人がおり、いろんなにおいがする

その中でなんだか懐かしいにおいを嗅ぎ取ってしまった

 

この匂いはまさか、、、

 

あの頃の友達とまさに同じ匂い

=私の昔飼ってた犬の匂い

=めちゃくちゃドタイプのいい匂い

 

実はわたしはこの匂いが大好きで、(というのもこの匂いは私と私の昔の犬との思い出が詰まっているからだ)どんな系統の匂いなのか解明したかった

まさか、10年越しに出会うとは

 

相手は男性、韓国人学生、私より年上だとわかる。大学内ということもあってよく来るお客の顔は覚えてしまうものだ、

 

だがもし私が「いい匂いですね」と彼に言ってしまえば、遠回しに私、あなたのこと気になっていますと勘違いされかねない。それは勘弁

 

だからと言って「あなたには興味はないんですが、この匂い大好きなんです、何使ってるんですか」と聞けば

なんだか変態ちっくだ、それも勘弁

 

どっちにせよ無理だと判断し、聞くのを諦めた。

 

 


 

 

 

6月13日

雨も止み上がり、微かに青空も見え始めた6月13日の放課後。

 

道路の片隅で女の子が水たまりを目の前にししゃがみ込んでいる。

 

どうした。

 

と私は頭を傾げるも、すぐに

水たまりが怖くて跨げないのかと理解する。

 

私がその子に手を差し伸べると女の子は逆に不思議そうな顔をして私を見つめるも、私の手を握り、軽々と水たまりの上を越える。

 

水が怖いの?気を付けなよと、女の子に手を振り別れを告げる

 

 

 

 

今日、知らない人に声をかけられた。

確か、上級生の人だ。背が私よりもっともっと高いから絶対そうだ。

 

わたしはただ水たまりに映る空を眺めていただけなんだけど、

 

その上級生の人は「大丈夫?渡れる?」といい私に手を差し伸べた

 

いいところだったんだけどな

 

その人にばいばいする


もうわたしのことを見ないことを確認し、また水たまりの中をみつめる。

 

 

 

 

マロンへ

 最近、私に対するおまえの視線や態度で気づいたのだが、どうやらおまえも私に興味があるようだ、とことん甘えてくる。一見自由奔放で誰にも懐かなさそうなお前も、誰かに寄り添いたかったのだろう。

 

実は、私以外にも恋人がいることは知っている。というのも、おまえが同じ下宿先のものと街中を歩いているのを何度か目撃したからである。だけど覚えておいてほしい、おまえが気にしない限り、私もそのことを気にしない。

 

 私たちのデートコースは決まって真夜中の上人ヶ浜公園だ。わたしは誰もいないことを確認し、おまえの首輪に繋がれたリードを外す。目の前には1.7haの世界が広がり、私のことなどお構いなしに駆け抜けていく。

 

いつもその姿を見るたびに私は確信する。おまえは規律化された社会ではなく、もっともっと遠くの場所へいくべきだと。

そう考えているのに、ナニシロ、おまえの気持ちがわからないことにはどうしようもない。

残念だが、技術や学問が格段に進歩した現時点においてもおまえが使う言語の研究はあまり進んでおらず、おまえの気持ちをわたしが勝手に解釈し思い込むしか手段はないのだ。

わたしはおまえの苦しみや喜び、走っている瞬間すら本当に幸せなのかもわからない、ひたすらそうだと私自身に言い聞かせるしかないのだ

 

もし、おまえが1.7haよりももっと広い世界を見たいと望むのであれば、私はおまえと築いてきた関係をなかったことにしてお別れを告げることができる。

 

だがちょっと私の話を聞いてほしい。おまえを支配から解放させたとしても残酷な死に近づけてしまうという矛盾が生じてしまうかもしれないのだ。何もかもが管理されたこの社会ではおまえは危険視され、特別罪を犯したわけでもないのに囚われる。

数日間は牢獄のような場所に収容され、私が迎えに来るか新しい出会いがなければ理不尽な死の世界へ連れてゆかせられるかもしれない

 

だからそんな単発的な自由よりも、いつものように私と一緒に下宿先に戻らないか。